麦茶の乱

桜が見ごろを迎えた北千住。

今日の雨で桜の絨毯が出来つつある。

透明なビニール傘をさし、見上げた空には一片の桜模様が。

「春がきたのか」

頬がほころんだ瞬間、苦い思い出が頭をよぎった。

 

2023年3月23日木曜日、それは起きた。

 

仕事からの帰宅後手洗いうがいを終え、一休みすることなくキッチンに立つ。

経験からなのか、DNAの記憶なのか、料理はやっぱり好きだなぁ、としみじみ思う。

冷蔵庫にある麦茶の量を確認し作ることにした。

青い袋に50パック入っている麦茶が愛飲の品だ。

やかんでお湯を沸かしながら、麦茶のパックを小分けにする。

ミシン目が入ったパックが2~3つ連結していて、それを1つずつに分けるのだ。

お気に入りの曲を口ずさみながら、3段くらいに重ね一気に作業を進めてゆく。

手慣れたもんだ・・・そう思った刹那、茶色の葉っぱが飛び散った。

言葉通り飛び散ったのだ。

 

「マジか・・・」

 

1日の仕事を終えたリラックスタイムにこれか。

しかし、ここですかさずポジティブシンキング。

『1つ1つ丁寧に切り離せばええんやっ!!』(プロゴルファー猿風で)

 

発想の転換って大事なんやで(‘ω’)

苦い思い出は、スタッフWの経験へと昇華しましたとさ。

 

 

それでは、またいつか。